大切な人を守りませんか?
私達が生活をしている中でおこるトラブルの80%はひょっとすると防げたかもしれません。
それは、私たちが日頃意識するかしないかで大きな差になるのではないでしょうか?災害もひょっとすると想定していなかったトラブルと同じなのかもしれません。
災害は日常生活をする上で突然降りかかってきます。自然災害は私たち日本人が想定する以上に怖いものです。災害に対する意識が日頃から少なければ、それだけ被害は拡大するかもしれません。可能な限り万全な備えや意識さえあれば被害を最小限にとどめることができるかもしれません。最小限に留める手段として、私たち自身の災害に対する意識を高める、あるいは、災害をイメージできるツールを活用することで”災害に強い人・組織・地域”を作り上げることができるのではないでしょうか?
アクティブレポート

学ぶ
日本福祉防災楽会では、KIZUKI開発者・黄色い質問箱開発者の寺西貞昭氏、HUG開発者の倉野康彦氏、減災教室アプリ開発者の岐阜大学・高木教授と連携しています。
さまざまな災害を想定したゲームの疑似体験をすることで、実際におこったかのように感じることができるシミュレーションツールを紹介しています
それぞれのゲームにはそれぞれの良さがあります。これらのゲーム組み合わせて研修行うことで、より高い災害意識を養うことができます。ぜひページをご覧ください。
私たちが目指すもの
瞬時の判断を養う
いざ災害が発生したときには、私たち瞬時の判断が求められます。もしもそうなったとき、パニックにならないように災害を想定したイメージが大切になります。災害をイメージすることで、心に余裕が生まれると周りを冷静に見ることができ、人の立場に立ち判断できるようになります。
無関心から関心へ
災害が起きたときの一番の敵が無関心です。無関心であることで災害への備えを怠ったり「私たちの地域には災害は起こらないだろう」という思い込みが、被害を拡大させてしまいます。他の都道府県で起こる災害に、少しでも関心を持っていただけるようなシステム作りのお手伝いができれば幸いです。
人が育つ
自分の頭で考え、行動し、責任を持つことができる。そんな人を、育成していきます。
組織が育つ
日頃の連携なくして、非常時の連携はありえません。コミュニケーションが豊かな組織を育成します。
地域が育つ
日頃から地域との関わりを大切にすることで、いざ災害が発生したときに、お互いに助け合う環境を作ることができます。
応援協定
災害時相互応援協定
社会福祉法人同士が非常災害時に、
助け合える仕組みを作りました。
災害には様々な分類があります。施設の立地条件には土砂災害・火山・水害・地震・津波など、それぞれ対応の仕方が変わってきます。またこれらは複合的に起こる可能性もあります。こうしたことを踏まえ、法人間連携・施設間連携が重要となってきます。
災害時相互応援協定という言葉を連想すると、災害時のみ連携するという意味合いに聞こえますが、日頃の職員間の交流や介護技術向上のための研修など含まれています。
なぜこの協定が必要かといえば、私たち社会福祉は、災害時には行政がすぐに助けてくれると思い込みがちです。しかし、行政職員たちも同時に被災しているため行政も運営自体が難しく、最初の一週間は被害状況把握のために精一杯です。つまり、頼りたいけど頼れない状況です。水もない・食料もない・食料もない・施設の中を利用できない、そういった事がありえる災害の中で、社会福祉施設が互いに協力し合うことで危機を少しでも乗り越えることができる可能性があります。
そのために、災害時相互応援協定が必要なのです。
詳しくはこちら
災害時応援協定
社会福祉法人と災害ボランティアセンターで
職員もご利用者様も地域も安心できる仕組みを作りました。
大災害が起きたときに、私たちは支援をしたくても、どの場所にどういう施設があるのかわからず、助けたいけど、どこに支援すればいいのかわからないのが現状です。
通常私たちがイメージするボランティアとは、お年寄りの直接的介護や慰問的な係わり方を持つ方々を想像し、ボランティアの受け入れ態勢が整わないと先方に迷惑をかけてしまうと思いがちです。
災害ボランティアセンターとは、そうした私たちの思いを覆し、災害時のボランティア活動のプロであり、私たち以上に動きがスムーズで早期施設運営の手伝いをして頂けます。
災害時相互応援協定が、福祉専門職の派遣に対して、この災害時応援協定は、職員の後片付け、ご利用者様の自宅の後片付けをすることで、安心して職員は仕事に集中できますし、ご利用者様の自宅もキレイにすることで安心して施設に来ることができます。
みなさん、想像してみてください。
ただでさえ過酷な介護現場に加えて災害対策を行わなければいけません。
仕事をしながら、自分以外の家族・地域のことも心配ではありませんか?
最後に、自分の家の片付けや身の回りのことは後回しにしがちではありませんか?
だから、こんな不安を解消するために、災害時応援協定が必要になるのです。
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現在、災害による被災者の数
2018年11月30日現在
いまあなたにできること
被災して困っている人
ポジティブになる
正しい情報の入手
困っていることを発信する
まずは、自分のモチベーションをポジティブに持っていくことが大切です。明るいあなたを見て周りも明るくなります。
もしあなたが地域のリーダーや部下をたくさん持っている役職者の方なら、なおさらポジティブになることをお勧めします。
正しい情報を入手しましょう。情報が欲しいあまりに、つい不確かな情報を集めがちです。不確かな情報が人を不安にさせてしまいます。発信元が不確かな場合は、安易にシェアや情報を鵜呑みにしないように、しっかり自分の目で確かめましょう。
周りの人は、いまあなたに何が起きているのかわかりません。自分の目で見て、感じて思うことをできるだけ写真付きで発信しましょう。発信は日頃から習慣化していないと、いざという時に上手くいかないものです。
日頃の発信力は非常時に役に立つことでしょう。
被災者を守りたい人・被災する可能性がある人
災害に備える
助け合える仲間を増やす
情報を共有する
自宅での災害の備えはできていますか?会社から出社要請時に何を持っていきいますか?助け合える仲間近くにいますか?日本福祉防災楽会では、災害に対する備えや助け合える仲間探し、被災された方々への手助けとなる方法を共有することができます。
災害時応援協定47都道府県締結プロジェクト
私たちは人とのつながりを大切にし、
出会いが出会いを呼び、輪が広がっていく事を願っています。
熊本地震などでは、熊本県内広域に被害を受けました。
ネットワークというと私たちは身近な方々と連携します。それも大事なことなのですが、いざという時、ネットワークを組んだ人が同時に被災する可能性があります。そのために必要な事は全国各地にネットワークを作ることです。
そこで日本福祉防災楽会は、被災して困っている人や被災者を守りたい人、災害に備えたい人の手助けになれるように、
様々な手法やテーマに沿ったものを皆さんと一緒に作り上げてきたいと思っております。
さまざまな災害に備え、全国規模でネットワークを組んでみませんか?
備災という考え方
"災害に対する意識=備え"
”防災”という言葉を想像すると、制度上の問題や設備上の問題をイメージさせて難しくとらえがちです。
”減災”という言葉を想像すると、災害を減らすとイメージが連想されます。
災害は、無くすということは、災害大国・日本と言われている場所に住んでいる以上、できません。
むしろ、私たちの根底にある”災害に対する意識=備え”ではないでしょうか?
想定外という言葉は、もはやあり得ないと言っても過言ではありません。”災害に対する意識=備え”を私たち自身でしっかり考え、文化として根付かせる必要があります。私たちはこれを”備災文化”と呼びます。